TAKA(@TakasLife)です。
ドローンやラジコン飛行機は人口集中地区や夜間の飛行、目視外での飛行が法律で禁止されています。ですがきちんと申請し許可を得て安全を確保できれば、これらの場所でも飛ばすことが可能です。
今回、私は
- 人口集中地区上空の飛行
- 夜間飛行
- 目視外飛行
- 人又は物件から30m以上の距離を確保できない飛行
を日本全国で1年間有効になる包括申請をしました。
初めての申請でしたが、なんとか許可を頂いたのでその方法を解説したいと思います。
※申請書の様式は定期的に更新されています。今回私の解説で使用している申請書の様式は2017年6月初旬時点での物になります。
こんな場合に申請が必要
まずドローンなどの無人航空機を飛ばす場合、以下の(A)〜(C)に当てはまる場所で飛行させる場合には許可が必要になります。
また、下記のような飛行方法に当てはまる場合は承認が必要になります。
上記の場所・飛行方法に当てはまる飛行をする場合は国土交通省の許可・承認が必要になります。
申請書の書き方
国土交通省のホームページに申請書の様式が公開されているのでダウロードします。
次に書き方の解説をしようと思ったのですが、私が申請した時のサンプルを置いておきますので参考にして記入してみてください。あくまでの私が申請したときのサンプルなので、申請においては自己責任でお願いします。
サンプル:私が申請した時の「無人航空機の飛行に関する許可・申請書」
私が申請したドローンの機種はDJI社のMavicProになります。MavicProはマニュアルなど資料の添付一部省略可能な機種です。ですので記入を省略している資料があります。
申請から許可書が届くまでの期間
国土交通省のホームページでは許可・承認の申請書について、飛行開始予定日の少なくとも10日前(土日祝日等を除く。)までに不備等がない状態で提出するようにと記載があります。
実際は、事前確認として一度申請書を作成したら申請窓口へ送ると内容を確認してもらい不備などの指摘をしてもらえます。ですので、まずは申請書の様式をダウンロードし記入後、とにかく提出するのが良いと思います。
だだし、事前確認のやり取りの期間は上記に書いた「少なくとも10日前」という期間には含まれません。
- 5月29日:申請書作成を作成しメールで送付
- 5月30日:申請書の受付をした旨のメールが届く
- 6月 2日:1度目の修正依頼が届く
- 6月 5日:2度目の修正依頼が届く
- 6月 7日:確認手続き完了と申請書原本一式の発送依頼メールが届く
- 6月 8日:原本一式を郵送
- 6月15日:許可・承認書の原本到着
手続きを開始してから17日間、原本の送付からは7日間で許可書が届いたことになります。結構時間がかかりますね。
さいごに
私のように3ヶ月を超える包括申請で許可・承認を取得した場合、3ヶ月毎に飛行実績の報告が必要になります。
少し面倒ですが、申請書の修正が必要な箇所などはメールのやり取りで親切に教えてもらえますので、まずは申請してみましょう。
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